EVOのオイルクーラー取付作業。
サーキット派のお客さんのEVOなので油温はシビア。
しかし…4G63って油温厳しい。。。
以前はセトラブの大きめのコアを使用してたけど、
周回してくと油温は簡単に上がっていってしまう。。。
水温は対策済みなんでとにかく油温を下げたい。
コアにちょっとした破損があったので、
その機会にセトラブより大きめ?なコアを同じ場所に設置。
流行?のサイドタンク式だったが結果は…前より上がる( ̄  ̄;)
前面に空気を当て、後ろ側も抜けが良いようにアルミの
整流板で囲ったのに、結果は140°まで上がってしまった。
圧損の関係で出来ればツイン化は気が乗らなかったのだが、
ココまでくるとツイン化しか手は無くなった。。。
以前より若干小さめの、セトラブコア×2を使用。
カロリーは、以前は18,700Kcal/hだったが、
今回は30,200Kcal/hにアップ。
ココまでいるか?と思ったが、とにかく油温ダウンさせて
油温上昇を気にせず走ってもらいたい。
直列or並列もオイルポンプの容量で悩んだが、
結果、直列でやってみようと。
セトラブコアは圧損も少ないからいける予定。
アルミ板で整流させ、とにかく風を当てて風を抜く。
タイヤハウス内の圧に左右されないよう、
バンパーの横から排出させる方法。
運転席側は、若干タイヤハウス方向へも抜くやり方で製作。
さて、これで下がらなかったら…( ̄_ ̄|||)
富士での走行結果…
やっと油温上昇から開放された♪
気温が高くテストには調度良かったが、
全開走行で油温は安全圏キープ♪
ゆっくりと上昇はするようだが、軽いクーリングで
一気に下がっていくようだ。
気温は高かったけど、後5°ぐらい平均で落ちると
良かったんだけどね。計算より若干高めではあった。
これからの季節だとオーバークールになるけどw
まぁ、油圧も安定してるしとりあえず一安心♪
しかし…4G63の油温管理は厳しいわぁ。。。
RB26の方が全然楽なんだけど…
4G63の油温は諦めろと聞いてたので、
意地になってやってみた甲斐があった(*´ω`)
※写真はツインオイルクーラー化作業中。
2番目は運転席側。3番目は助手席側。
助手席側は吸気ダクトがあるのでスペースが
無く、運転席側より若干小さめ。
色々やってわかったが、色んなメーカーからキットで
オイルクーラー出てるけど、ちょっとホースの取り入れ、
取り出しに疑問符が付く物が多かった。。。
そもそも三菱の純正オイルクーラーへの配管も疑問。。。
そんなわけで勉強にもなりました。